イコラブやノイミーでカメコしてみたいよ~!でもどう始めていいかわからない!というお悩みは多いはずです。
実際にカメコをやっている友人や知り合いに聞くのが良いですが、一人でオタ活をしていると誰にも聞けない!という状況はよくあります。
また、機材選びでもカメラとレンズが対応していない!などのミスがあると非常に痛手となります。
この記事では、カメコ席の申し込みの仕方から機材選び、編集や写真を投稿するまでの手順がわかります!
カメコ席に申し込む
大手アイドルに絞ると…
- =LOVE、≠ME、≒JOY…会場によって様々
- 48グループ…券売の時点で指定される
イコノイジョイ、48グループなどはカメコ席の発売が盛んです。
イコノイジョイに関してはぶっちゃけ会場に行かないとどのあたりに割り振られるのか分かりません。
最近はホール~アリーナクラスですが、体感的に会場中ほど~後方にかけて割り振られている印象です。
ただし、アリーナクラスになるとメインステージに加えセンターステージやバックステージなどの演出が追加されることもあり、その近くにブロックが配置されることが多々あります。
一方、48グループのカメコ席の考え方はシンプルで、概ねやや前方&やや高価がトレンドとなっているようです。
例えばSTU48のこのライブの配席の場合、前方がプレミアム瀬戸内シートを銘打ったいわゆるSS席、その後方にカメコ席を配置しており、11列以降が確約となっています。ただし指定席(一般席)よりは少し高いです。
明文化こそされていないものの、カメコ席にカメラを持たずに入る行為は推奨しません。
モラル的に気持ちいいものではなく、激戦のグループではこういう方のせいで落選する場合もあり得ます。
誰かの恨みを買う可能性が高く、誰も幸せにならないのでもちろん推奨しない行為です。
機材を用意する
ライブ会場は遠くて暗く動きの激しい被写体を撮影することになるので、ある程度の性能をもったカメラ、および交換レンズを推奨します。
機材選びのベストは、カメコをやっている友人や仲の良い知り合いに聞いてマネすることです。
設定や困りごとがあったら気軽に聞けるので安心です。
なお、より良い写真を目指すのであれば、コンデジではなくレンズ交換式カメラを推奨します。そして、当サイトではミラーレス一眼を推奨しております。
カメラとレンズの選び方のポイントやおすすめについては以下の記事を参照ください!
そして、カメコが使うべきレンズのラインナップについては以下の記事で徹底リサーチしています!
ズームレンズ編
単焦点レンズ編
ただし、これらの要望を叶える機材を購入するとなると、非常に高価でいきなり始めるには手を出しにくいです。
その場合はレンタルサービスを行っている業者さんもいますので、参照してみてください。
以下の記事に予算3万円で納得のいくクオリティの写真に仕上がるレンタル機材の組み合わせを提案しています!
メディアを用意する
カメラを用意するだけでは写真を記録できないため、記録するためのメモリーカード(記録媒体)を用意します。
ここでは初心者向けという観点で、SDカードに絞ります。
- 容量…最低128GB(1公演)ほしい
- UHS-Ⅱ、書き込み速度250mb/sより速い
これらの条件を満たしているSDカードが望ましいです。
なお、対応しているカメラはミラーレスカメラに限られていますので、メーカーの仕様を読んだり店員さんに聞いてみてください。
撮影枚数が増えてきて、SDカードが間に合わなくなってきたら外付けストレージに保管することをおすすめします。
カメラの設定を確認する
最低限、撮影前はマナーに関わる部分に配慮しておきましょう。
まず、ほとんどの現場で禁止事項になっているフラッシュは切っておきましょう。また、AF補助光の項目も(あれば)OFFにしておきます。
Canon EOS R6での設定記事を紹介していますが、Canon のEOSシリーズであれば共通する項目が多いのでぜひチェックしてみてください。
当日、カメコエリアに入る
全曲撮影可能な場合を除き、多くの現場では「ここからはカメコタイムです」というアナウンスがあるか、会場のモニターにカメラのマークや「撮影OKタイム」のような案内が出ます。
「カメコタイム終了」のアナウンス、あるいは案内があったらそこで終了です。それ以外は撮影NGなので各現場の指示に従いましょう。
とにかく、開演前の影ナレはきちんと聞いておいた方が良いです。
案内がない限り、動画撮影はNGだったりします。カメコエリアでは撮影機材の指定があるケースが多く、スマホやタブレットでの撮影は禁じられています。
とにかく、撮影時のレギュレーションはグループごとに違うことが多いので、要確認です!
大手アイドルの場合、撮影補助機材や一脚・三脚の使用禁止と明記されていることがあるので、きちんと目を通しておきたいです。
あと、段差がなくフラットな現場でよく見かけるのは、頭上にカメラを掲げる行為。
後方のカメコやファンの視界を遮ることになりますので、うちわやペンライトを掲げないようにというマナー同様、明文化されていないとしても推奨されない行為です。
また、カメラを縦で構える時は肘を上げないように気を付けたいです。
これも気付かず後ろの視界を遮るケースが多いためです。
持ちにくいという場合、バッテリーグリップの使用を検討するのも有りです。
また、被り物やツバのある帽子、大型のレンズを上に構えて休憩しているのもよく見かけますが、後方の司会を遮るので避けてほしいところです。
撮った写真の出来は気になるのでついついライブ中も確認したくなるところですが、出来ればカメコタイム以外ではカメラのことは一旦置いといて、ライブを楽しみましょう…。
アイドル側から下を向いているファンが見えるとガッカリしちゃうと思うので。
記録メディアから写真データを転送する
ライブが終わり、待ちに待った写真をチェックしましょう。
多くの場合、メディアからPCやタブレット、スマホにデータを飛ばすことになると思います。
カメラ本体で選別してからデータを飛ばすか、一旦デバイスに飛ばしてから選別するかは好みとなります。
私の場合はカメラで選別し、レートをつけたもののみタブレットに飛ばすようにしています。
写真を選別する
良い写真、悪い写真という判別は自分の判断によるので、ここではマナー、モラル的に失礼にあたり、避けておきたい写真の代表例を挙げていきます。
- 半目
- インナーや下着が見えている
- 本人の意図しない気の抜けた表情
- 被写体の背景にいる人物の表情が崩れている
- トロッコや客席降りの場合、映り込むお客さんの顔に配慮
いわゆる「事故画」と呼ばれるものだったりしますが、正直はっきりと定義するのは非常に難しいです。
一方で、カメコは運営や被写体とファンの信頼関係で構築された仕組みなので、本人が傷ついたりネガティブキャンペーンになるような写真選びだけは絶対に避けたいです。
迷ったら選ばない、というのがポイントだと思います。
現像する
カメコは信頼関係で成り立つものであり、撮れた写真をより最高のクオリティに仕上げるため、レタッチして現像する工程を本サイトでは重要視していきます。
ライブ写真は照明が暗い、動きがある、当日の演者のコンディション…等々さまざまな要素が絡んでくるため、そのままの写真だったり露光を明るくしただけのような写真は決して推奨しません。
被写体への失礼がないよう、アイドルへのリスペクトをもってクオリティにこだわり、撮って出しや速報で写真を公開することはやめておきたいです。
レタッチをする際に意識しておきたいポイントは大まかに以下の3つです。
- 露光の調整
- 質感・色味の調整
- 肌の補正
当サイトではAdobe社のLightroomを推奨しますが、最初から導入が難しいようであれば、Meituのような加工アプリでも構いません。
Lightroomを使ったレタッチの仕方についてはこちらの記事を参照ください。
写真を公開しよう
せっかくなので素敵な写真はSNSで投稿してみましょう。
例えば=LOVEの公式が出している「カメコ席・カメコタイム時についてのご案内とお願い」においては、
“お客様にSNSなどで積極的に拡散していただき、ご来場できなかったお客様や、まだ=LOVE・≠MEを知らない方に魅力を伝えていただけるように、公演中に一部「カメコタイム」というお客様がステージを撮影可能な時間帯を設けております”
という記載があります。
ハッシュタグをつけて投稿したら、ファンだけでなく本人の目にも触れる可能性があり、オタクとしてテンションが上がると思います。
大多数はXで投稿しているケースが多いので、まずは過去のライブで他のカメコがどのような写真を上げているかチェックしてみるのも良いでしょう。
以上がアイドルカメコの始め方となります。
最初は分からないことだらけだと思うので、友人や知り合いに聞いてみるのが良いです。ルールとマナーを守って楽しく撮影しましょう!
アイドルのライブ写真を撮影するカメコを4年ほどやっている重度のオタクです。年間30万枚以上は撮影しています。今まで得た経験や知見をもとに初心者でも分かりやすい情報を発信していきます。
STU48の石田千穂ちゃんが推しメンです!
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