大前提、アイドルカメコは対象のアイドルを好きになり、それを極めていくのが本質だと思います。
一方で、より高いクオリティのカメコ写真を撮りたい!という欲求も出てくる方も多いと思います。
今回は筆者がカメコとして、写真を撮るうえでタメになった本を紹介していきます。
名画から学ぶ 写真の見方・撮り方
写真の原点は絵画です。特に西洋画は極めて論理的に描かれていて、技法が確立されています。
西洋画の見方を学び、そこから写真の撮り方や構図を学ぼうという趣旨の本となっています。
名画が名画たる所以がこれ1冊で簡単に学べて、インプットしていく上でも非常に優秀なのでおすすめです。
13歳からのアート思考
どちらかとビジネス書みたいな形で結構売れた記憶です。
13歳からの、とありますが大人が読んでも面白いです。
美術の見方だけでなく、物事を多角的に見るということをアートから学ぶ、感性を磨く基礎となります。
アート思考を身につけることで、非常に柔軟な考え方ができるようになります。
写真はわからない 撮る・読む・伝える――「体験的」写真論
プロの写真家があらゆる写真について述べたうえで、それで写真はわからないという結論の本です。
良い写真とは何か、と哲学していく過程が非常に面白いです。
結局カメコは素人なので、プロの写真家がどう写真に向き合い、思考しているかというプロセスを知ることは、決して無駄ではないと思います。
カメコといえども被写体あっての趣味なので、写真について哲学していくのは糧になっていくと信じています。
写真からドラマを生み出すにはどう撮るのか?
高橋伸哉さん、個展にも行かせてもらいました。
写真家の目線として、1枚の写真にどうコンテクストを織り込んでいくかという思考が窺い知れて面白いです。
これ、STU48の石田千穂ちゃんの個別撮影会に臨むために手に取った本の中で、最も勉強になりました。
被写体とどう対話するか、自分自身と、写真とどう対話していくべきかというマインドを作るうえででは非常に参考になる本かと思います。
そのうえで、オタクが撮る写真は徹底的に被写体のことを好きになり、気持ち悪いくらい愛を注がないとダメだと、改めて思うようになりました。
カメラホリック フレア
カメラホリックという雑誌の増刊号で、ポートレート特集です。
これも複数の写真家がそれぞれどのように被写体と向き合うか、という点において石田千穂ちゃんの個撮の参考にしました。
プロの写真家は作風が必ず出る、というのが我々アマチュアとの最大の違いだな、と思いました。
そのうえで、オタクの中でもエッジの効いた存在であるカメコがどう写真を撮るか?という向き合い方の面で大いに参考になりました。
フォトテクニックデジタル
フォトテクニックデジタルですが、残念ながら廃刊になってしまいました。
そもそもこの雑誌、ポートレートやコスプレ撮影に特化したので、可愛い女性をどう見せるか?という点において大いに参考になります。
Lightroomにおいてどう補正して被写体をいかに際立たせるか?という視点で書かれているので面白いです。
今回取り上げるのは色調補正特集ですが、美肌マスターを目指せということで参考になると思います。
風姿花伝
芸術論のバイブル、風姿花伝です。
1300年代とかに書かれた本なのですが、色褪せないレベルでめちゃくちゃ面白い。
世阿弥が物事の上達のプロセスを体系的に記した本で、写真のような突き詰めればいくらでも壁に当たり上達しがいのある趣味においてはぶっ刺さる内容です。
有名な「初心忘るべからず」は世阿弥の言葉です。
STU48石田千穂ファースト写真集 檸檬の季節
お待たせしました。私のベストオブ推しメン、STU48石田千穂さんのファースト写真集ですね。
特に個撮に挑むときなど、寝る前に毎日熟読していた名著オブ名著です。
例えば肌補正に迷ったとき、何に立ち返るかといえば、結局STU48石田千穂さんファースト写真集「檸檬の季節」なんですよ・・・
当時18歳の石田千穂さんの透明感をこれでもかと凝縮した、珠玉の名作…
いつかこの写真集を超える存在になるのが私の夢です。
石田千穂さん、好きですね。。。
アイドルのライブ写真を撮影するカメコを4年ほどやっている重度のオタクです。年間30万枚以上は撮影しています。今まで得た経験や知見をもとに初心者でも分かりやすい情報を発信していきます。
STU48の石田千穂ちゃんが推しメンです!
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