【2024年】ライブ写真を撮るならどのカメラとレンズを選べばいい?おすすめを厳選!

アイドルライブ撮影で魅力を引き出す!周辺光量落ちの効果的な活用法【Lightroomテクニック付き】

周辺光量落ち レタッチ・現像

※この記事にはプロモーションが含まれています。

アイドルライブ撮影における周辺光量落ちの活用法

アイドルのライブ撮影は、瞬間の感動を切り取る重要な機会です。

最新のカメラ機材と望遠レンズを使用することで、周辺光量落ちの発生は少ないかもしれませんが、この効果を意図的に活用することで、写真に独特の魅力を加えることができます。

ここでは、ライブ撮影における周辺光量落ちの活用法について詳しく解説します。

周辺光量落ちの効果

周辺光量落ちは、写真の四隅が中心部よりも暗くなる現象です。

この効果を活かすことで、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 視線誘導: 写真の中心にいるアイドルに視線を集めることができ、観客や背景から主題を際立たせます。これにより、ステージ上のパフォーマンスや表情を強調することが可能です。
  • ドラマチックな演出: 周辺が暗くなることで、ステージ上のスポットライト効果を強調し、ライブの臨場感やエネルギーをより鮮明に伝えることができます。

編集時のテクニック

ソフトウェア利用: LightroomやPhotoshopなどで後処理としてヴィネット効果を追加できます。

これにより、撮影時に得られなかった効果を補完し、写真全体の雰囲気や焦点を再調整することが可能です。

Lightroomでの周辺光量調整の詳細

Lightroomを使用してアイドルライブの写真に周辺光量落ちを効果的に追加することで、視線を被写体に集中させ、ドラマチックな演出を強調することができます。

ここでは、Lightroomの「周辺光量補正」機能を使った具体的な設定方法について詳しく説明します。

Lightroomの周辺光量補正機能

Lightroomでは、現像モジュール内の「効果パネル」で周辺光量補正を行うことができます。この機能を活用することで、写真の四隅を意図的に暗くし、中心部に視線を集める効果を得られます。

主要な設定項目

  1. 適用量
    • 周辺光量の明るさを調整します。スライダーを左に動かすと四隅が暗くなり、右に動かすと明るくなります。ライブ写真では、中央のアイドルに視線を集めるために左に動かして暗くすることが一般的です。
  2. 中心点
    • 周辺光量補正が適用される範囲を設定します。スライダーを左に動かすと暗くなる範囲が広がり、右に動かすと狭まります。被写体の周囲だけを強調したい場合は、中心点を調整することで効果的なヴィネットを作ることができます。
  3. 丸み
    • 周辺光量補正の形状を楕円から正円まで変化させます。通常はデフォルトの状態で自然な形状になりますが、特定の効果を狙う場合は調整が可能です。
  4. ぼかし
    • 周辺光量補正の境界部分のぼかし具合を設定します。スライダーを左に動かすと境界がくっきりし、右に動かすとなめらかになります。ライブ写真では自然な印象を与えるために、適度なぼかしが推奨されます。
  5. ハイライト
    • 周辺光量補正範囲内の明るい部分の調整です。ハイライト部分が強調されすぎないように注意しつつ、全体のバランスを見ながら調整します。

事例

≠ME 蟹沢萌子さん
周辺光量落ちなし

周辺が明るくて主題をもう少しはっきりさせたい場合等に使います。

ただし過度にやりすぎるとわざとらしくなってしまうので、気持ち程度に適用量-10くらいで済ませることが多いです。

STU48 石田千穂さん

これは極端な例です。表情やお顔の印象を強調させるために、かなり大胆に寄った構図にしましたが、ここでも周辺光量を落とすことでより強調させています。

まとめ

最新機材と望遠レンズを使用したアイドルライブ撮影でも、周辺光量落ちは創造的な表現手段として活用できます。

視線誘導やドラマチックな演出など、その効果は多岐にわたります。

ぜひこの技術を駆使して、ライブ写真に独自のスタイルや雰囲気を加えてみてください。

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