【2024年】ライブ写真を撮るならどのカメラとレンズを選べばいい?おすすめを厳選!

アイドルをより可愛くするLightroomのやり方を紹介!写真編集のコツとは?

レタッチ・現像

※この記事にはプロモーションが含まれています。

「カメコをやってみたけど、より綺麗な写真にしたい!」「レタッチや現像をみんなやるって聞くけど、どうやるの?」という質問をよく受けたりします。

せっかく推しの姿をカメラに収めたのだから、より完璧な仕上がりにしていきたいもの。当サイトでは撮って出しを撲滅し、現像することをの重要性をこれでもかというくらい記していきます。

筆者はLightroomを使用したRAW現像を推奨しています。ユーザー数も多いので、何か困ったことがあればすぐに調べることができて、チュートリアルも豊富です。

また、当サイトではLightroom モバイル版を使用したiPad、iPhoneでの工程を紹介していきます。PC版の方がやれることは多いですが、ベースとなる機能は共通であり、出先での手軽さからもiOS版を採用しております。

そもそも、なぜレタッチ・RAW現像が重要なの?という方は以下の記事も参照ください。

基本項目

では、ここからは各項目がどのように作用していくかを説明し、実際にアイドルのライブを現像する際に、どのように数値を動かしているかを解説していきます。

ライト

ライトのカテゴリでは以下の項目があり、それぞれ数値を動かしていきます。

  • 露光量
    • 写真全体の明るさを補正。基本は+方向
  • コントラスト
    • 写真の明るい部分と暗い部分の差を強調。いつもは+10くらい
    • マイナス方向に振るとふわっとした質感になる
  • ハイライト
    • 白と限りなく白に近いトーンを補正。基本は-方向
    • 露光量を上げて明るくなりすぎ、眩しく感じる部分を抑える目的で使用
  • シャドウ
    • 黒と黒に近いトーンを補正。基本は+方向
    • 髪の毛の質感を出す目的で使用している
  • 白レベル
    • 画像内の1番明るい部分を強調。気持ち+方向
  • 黒レベル
    • 画像内の1番暗い部分を強調。気持ち-方向

気にしているポイントとしては、露光量を明るくしすぎると、全ての明るさが持ち上がってしまい、暗部のノイズまで強調されたり、白部分は眩しくなりすぎる印象を受けるため、露光は上げすぎず、明るい部分を抑え、暗い部分を引き締めるというバランスを意識しています。

また、現像でこれらの工程を行う前提で、撮影時は少し暗めに撮るようにしています。(露出アンダー)

カラー

カラーの設定項目は以下の通りです。

  • 色温度
    • +方向で暖色、-方向で寒色に調整
    • 屋内では4000k前後を基準に、白寄りの肌になるよう調整
  • 色かぶり補正
    • 原則あまり動かしません
    • ピンク色の照明が当たりすぎた時に-方向に補正(逆の色をぶつけることで相殺)
  • 自然な彩度
    • 鮮やかさの足りない部分や強すぎる部分をナチュラルに補正
    • いつもは大体+30くらい
  • 彩度
    • すべての色の鮮やかさを補正
    • ほとんど触らない。気持ち強調したい時に+5~7くらい

自然な彩度と彩度の項目で迷いますが、基本は自然な彩度を調整すれば良いかと思います。

カラーミキサーとカラーグレーディングについて

カラーミキサーはパレットのように各色味ごとに補正できる項目ですが、慣れないうちはそこまで弄らなくていいと思います。

照明によってオレンジが強すぎたりした場合、オレンジの彩度を-3~5くらいに補正する程度です。

カラーミキサーは色ごとに直接作用する割合が高いので、基本はカラーの項目で整えつつ、微修正を行う際にカラーミキサーを使用する程度で最初は良いと思います。

カラーグレーディングについては、シャドウ・中間色・ハイライトの色味を整えます。これも基本は弄らず、大きなステージのライトや暗部にアクセントを加えるために気持ち青方向に調整する、程度で使うことはあります。

効果

効果の設定項目は以下の通りです。

  • テクスチャ
    • 中精細度に作用。いつもは+20
    • 写真のある程度精細な部分にのみ作用。髪の毛や肌など
  • 明瞭度
    • 全体に作用。いつもは-20
    • 写真全体をパキっとさせたりふわっとさせたりするのに有効
    • 髪の毛、衣装、背景などすべてに作用してしまうのでやりすぎ注意
  • かすみの除去
    • 写真のモヤを補正。基本は触らない
    • +方向でくっきりし、-方向でふんわりさせる
  • 周辺光量補正
    • 中心点から周辺の光を補正する
    • 基本は触らないが、被写体を強調させたい場合に気持ち-5程度補正することもある

難しいのはテクスチャと明瞭度の違いなのですが、ここで写真全体の雰囲気が変わってきます。

筆者の場合はテクスチャを+にして髪の毛や輪郭部分など、パキッとさせるところは引き締めて、明瞭度を-にして全体の雰囲気をアイドルっぽく柔和なものに整えます。

ディテール

ディテールの設定項目は以下の通りです。ただ、最初はそこまで気にしなくてOKです。

  • シャープ
    • 写真の細部を鮮明にする機能。髪の毛や目など輪郭部分に作用
    • 大体120くらいまでで調整
  • 半径
    • シャープをかける粒子の大きさ。1.0か0.9で調整
  • ディテール
    • エッジを強調する度合い。20から15で調整
  • マスク
    • シャープをかける適用範囲を調整。シャープを弄ったら調整必須
    • iOS版では画像をタップしながら数値を動かすことで調整範囲を確認できる
    • 瞳にシャープがかかる範囲で調整。大体80~90
  • ノイズ軽減
    • 写真内のノイズを軽減。上げすぎると写真がのっぺりしてしまう
    • 30、ディテールを80程度に設定

シャープをかけると輪郭や瞳がはっきりして人物の印象を強めますが、一方で粒子に作用するためノイズの程度に注意が必要です。

肌の補正・レタッチのやり方

動画はこちら

マスクのブラシ修復ツールを使う

アイドルを被写体としている以上、常に最高のコンディションの写真に仕上げたいと思います。

ここではマスク機能を用いた簡単な肌補正のやり方を解説していきます。

マスク機能は以下の●ボタン、ブラシ修復ツールから補正していきます。

補正したい部分を全体的に塗りつぶしていきます。

選択したままの状態で、「効果」からテクスチャと明瞭度の値を下げていきます。

感覚としてはテクスチャ:明瞭度を4対1くらいの割合で落としていきます。

明瞭度の比率が大きすぎると人工的な肌に見えてしまうので、ナチュラル寄りにするためにテクスチャの割合を高めています。

比率を保ったまま、納得のいく質感になるまでこの工程を数回繰り返します。

修復ツールを使う

次に修復ツールを使って補正を行っていきます。

主に肌のくすみやシミ、汗のてかりや肌に残る髪の毛など、気になる部分を取り除いていきます。

ポイントは一度にやろうとせず、点を打つように地道に消していくことです。

この工程も納得がいくまで繰り返してください。

おわりに

Lightroomを使用したアイドルカメコ写真のレタッチについて解説しました。

Lightroomが最も直感的に、かつ本格的な編集が可能な決定版となるソフトですので超オススメです!

極めていけばもっとテクニックはありますが、最低限この記事の内容を頭に入れれば仕組みは理解できると思います。

あとはひたすら数をこなして、自分好みのパターンを模索していけば良いと思います!

コメント

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