撮った写真を最大限に美しく演出する方法として、「現像」のプロセスをとってほしいです。
特に当サイトでは、アイドルカメコのRAW現像を強く推奨しています。
しかし「それなりのパソコンがないと編集できないんじゃ？」という疑問を持たれると思います。
答えはNOで、最も手軽な方法としてはスマホでもRAW現像できますし、カメコ趣味の範囲内ならオーバースペックなPCを揃える必要もないでしょう。
本記事では現像ソフトの定番、Lightroomを使った編集と最適なデバイスを提案していきます。
Adobe社のソフトということもあり本格的な編集も可能で、ネット上に事例やチュートリアルが沢山転がっているので初心者にも超おすすめです。
ポチップ【超おすすめ】iPad+Lightroomの組み合わせが最強
まず、この記事の最適解ですが、iPad+Lightroomです。
LightroomにはLightroom ClassicとLightroomモバイル版があります。
Lightroom ClassicはPC版ソフトで、機能はフルに使用できます。
一方、Lightroomモバイル版はiOSとAndroidで使用できるアプリでして、多少機能は制限されるものの、本格的なRAW現像が可能です。
むしろ、タッチ操作による直感的な編集が可能で、筆者はiPadでの現像こそベストだと考えています。
| Lightroomモバイル版 | Lightroom Classic | |
|---|---|---|
| デバイス | スマホ、タブレット | パソコン |
| 保存先 | クラウド | ローカル |
| 機能 | 一部の機能は制限 | フル機能 |
| Lightroomプラン（1TB） | 1,180 円/月 | × |
| フォトプラン（1TB） | 2,380 円/月 | 2,380 円/月 |
iOSでのみLightroomを使用する場合は、フォトプランではなく単独のプラン(1,178円/月〜)で良いと思います。
一方、PCでも使用する場合やPhotoshopも使用したい場合、フォトプラン(2,380円/月～)になります。
なお、モバイル版はスマホでも使えるのでiPhoneやその他スマホでもRAW現像は可能なのですが、さすがに画面が小さく肌補正がやりにくいです。
やはりiPadを導入することで初心者でも直感的な編集が可能ですし、荷物も多く遠征するようなアイドルカメコにとっては軽さも魅力です。
筆者もLightroomモバイル版をiPadで使用しており、レタッチのフローも以下の記事にしているのでご参照ください。
RAW現像に最適なタブレット→iPadがベスト
iPadにはiPad mini、iPad(無印)、iPad Air、iPad Proの4種ありますが、Lightroomを使うだけであればiPad Airがベストだと思います。
筆者もiPad Airでストレスなく現像できています。
なおローカルに保存することはあまりせず、容量は128GBもしくは256GBが良いと思います。
また写真投稿のフローとして、iPadでそのままSNSに投稿せず、必ずiPhoneでの見え方を確認するため、iPad本体はWi-Fiモデルで良いです。
現像した写真はAirDropでiPhoneに飛ばして、モバイルでの見え方を確認してからSNSに投稿するので、iPhoneの方はよりオススメです。
ポチップなお、直観的な操作がiPadを使う最大の理由ですので、Apple Pencilは絶対にあった方が良いです。
ポチップ写真投稿までのフローについては、
カメラ内でレートをつけて選別→カメラメーカーのコネクトアプリを使い、レートをつけたRAWデータだけiPadに飛ばす→Lightroomで現像→AirDropでiPhoneに飛ばす
という流れが現状一番しっくりきており、おすすめです。
なお、コネクトアプリは以下のものがあります。必要最低限のデータだけiPadに飛ばせるので、この運用は非常におすすめです。
コネクトアプリの一覧
・Canon…Canon Camera Connect
・Nikon…SnapBridge
・Sony…Imaging Edge Mobile
その他のタブレットでは？→Xiaomiがコスパ◎
さまざまな製品のコスパが高いXiaomi。
Xiaomi Padシリーズは6万円前後の価格でありながらハイエンドモデルに迫るほどの性能を持っており、写真編集も快適に行えるスペックを持っています。
Xiaomi Pad 6s Proは6万円前後という価格ですが、ハイエンドモデルに迫るほど高性能です。
12.4インチという大画面も良いです。
4万円台で探すならこちらで、性能はiPad 第10世代に並ぶほど優秀。持ち運びしやすい11インチサイズでもあります。
MacでLightroom Classicを使う
ここまでLightroomモバイル版でiPadを使ったRAW現像を紹介してきました。
モバイル版でも趣味でカメコを運用するには十分すぎるのですが、Classicに比べると機能は制限されています。
特に最近支持を得ている機能としてAIノイズ除去がありますが、これは2024年8月現在まだモバイル版には対応していません。
では、Lightroom Classicを使用するのにどのPCがベストでしょうか。
AIノイズ機能のような高負荷の処理を前提に考え、かつカメコのように遠征することを考えると、Macbook Proがベストでしょう。
基本こういうPCは最新のものを買うべきで、M3搭載の最新シリーズが非常に優れています。
あと、SDXCカードスロットがあるのでカメコには有難いです。
ポチップそうは言っても非常に高いので、高負荷の処理速度は多少目をつむるのであれば、M3搭載のMacbook Airが良いと思います。
Airの方が軽量のため持ち運びに適しており、出先や公演後の操作には快適です。
ポチップWindowsのノートPCでLightroom Classicを使う場合
Apple製品を使わない主義だったり、WindowsのUIに慣れていて、仕事でも使いたいというケースがあると思います。
以下にWindowsのノートPCでおすすめを挙げていきます。
ポチップ
ポチップ
ポチップ
ポチップ今回はLightroomを使うのにおすすめのiPadやPCを紹介しました。
ストレスなく動作し、見やすい画面で丁寧にレタッチすることが理想ですので、しっかり選んでおきたいところです。
アイドルのライブ写真を撮影するカメコを4年ほどやっている重度のオタクです。年間30万枚以上は撮影しています。今まで得た経験や知見をもとに初心者でも分かりやすい情報を発信していきます。
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